山あり谷あり、うさごんの乳がん日記

全摘手術&腋窩リンパ節郭清 終了

BRCA1/2遺伝子検査を受けました。

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2回の遺伝カウンセリングを経て、「BRCA1/2遺伝子検査」を受けました。

 

1回目のカウンセリングでは病歴の家系図のようなものを作りました。

祖父母から いとこくらいまでのものです。正直、親戚の病歴なんて知らないし…かなりアバウトな家系図になりました。不明な点が多すぎて申し訳ないなと思っていたけれど、割とみんなそんなものみたいです。

 

この検査、「受けます!」と言って すぐに受けられるわけではなく…

検査自体は採血(採血量は約7ml)と とても簡単ですが、検査結果を知ることで これから乳がん卵巣がんを発症するリスクが高いことを不安に感じたり、血縁者のがん発症に対する不安をあおるのではないかなど…精神的な負担も大きいことから検査を受けるまでに遺伝子カウンセラーの方から十分な説明があります。

 

 

私は割と早い段階から、この検査を受けようと思っていました。

その理由は、HBOCの診断のためのBRCA1/2遺伝子検査(保険適用)の対象者の「45歳以下の乳がん発症」、そして「近親者に乳がん発症者がいる」という項目に当てはまっているからです。

 

乳がんを発症しており、以下のいずれかに当てはまる

 □45歳以下の乳がん発症

 □60歳以下のトリプルネガティブ乳がん発症

 □2個以上の原発性乳がん発症

 □第3近親者内に乳がん または 卵巣がん発症者が1名以上いる

卵巣がん、卵管がん および 腹膜がんを発症

■ 男性乳がんを発症

 

家族間でも十分に話し合いました。幸い私の両親はがん発症者ではありません。そして、私は独身で子供もいません。姉妹はいますが、この検査結果がもし「陽性」だったとしても、血縁者に与える影響というよりは 私自身が受け止められるかどうかが大きいのかな?と。

 

私の場合、乳がんが発症している左胸は術前療法が効き がん細胞が根絶しとしても全摘を勧められています。乳房温存と言われていたら少し考えたかもしれませんが、全摘と言われている以上、検査結果はこれから先のことを考えて、予防対策の方に活かしたいと思いました。

 

結構、カウンセリングでも、「どうしてこの検査を受けようと思いましたか?」とか意思確認を何度もされました。それほど、この検査がデリケートな問題であり、検査結果を知ることで精神的苦痛を感じる人もいるんだなと再確認させられました。

 

まだ、検査結果は出ていませんが、結果がどうであれ 受けて良かったなと自分で思える決断であればいいなと思います。

 

 

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 #精密検査