THP療法 1回目(パクリタキセル+パージェタ+トラスツズマブ)
<スケジュール>
術前化学療法(6カ月)➡ 手術 ➡ 術後薬物療法(9カ月)
HER2型の浸潤性乳管がん(ホルモン受容体 陰性、HER2受容体 陽性)
ただ今、術前化学療法中。。。
■2021年3月~6月 EC療法 終了
[エピルビシン+シクロホスファミド]1回/3週間✕4回
■2021年6月~9月(予定) THP療法 現在治療中
・抗HER2薬[パージェタ、ハーセプチン(トラスツズマブ)]1回/3週間×4回
いよいよ分子標的治療の開始です。
使用する薬は、抗がん剤[パクリタキセル]+ 抗HER2薬[パージェタ、ハーセプチン(トラスツズマブ)]の3種類。抗がん剤は1週間に1回、抗HER2薬は3週間に1回投与します。
余談ですが…
薬の呼び方が人によって違うけど、まとめるとこういうことらしい。
一般名:ハーセプチン(商品名:トラスツズマブ)
一般名:ペルツズマブ(商品名:パージェタ)
EC療法[エピルビシン+シクロホスファミド]の時は投与時間は1時間ほどでしたが、THP療法[パクリタキセル+パージェタ+ハーセプチン(トラスツズマズ)]は3時間ほどかかるそう。長過ぎて、それだけで憂鬱になる。
いつも通り、採血と尿検査を済ませ、 点滴スタート!
パージェタ(60分)+トラスツズマブ(90分)+パクリタキセル(60分)
初回は監視下でゆっくり点滴。心電図を測定しながらの投与で、途中 血中酸素飽和度や血圧、熱なども測定。吐き気止めや生理食塩液もあるので、トータルで5時間くらいかかりました。
ベッドに寝た切りで、ボーーーッと5時間は結構辛い…
片腕は針が刺さってるし、胸には心電図のパッドが貼られていてコードが繋がっているので、あまり動くこともできず…暇つぶしグッズとしてiPadとかいろいろ持っていってたのに、できたのはスマホで音楽を聴くことくらいでした。
いっそのこと寝てしまおう!とも思ったけれど、寒くて寝れない。
今、コロナの影響で、化学療法センターのベッドには使い捨ての不織布のシートが敷かれていて掛布団なし。ブランケットの貸し出しとかもなし。
一応、毎回ブランケット持参で行ってるけど、なぜか今日はブランケットを被っていても、凍えるほど寒い…後で分かったことだけど、これは副作用の寒気だったよう。いつも治療室は寒いので、今日は一段と冷房ガンガンなんだと思ってた(笑) 吐き気とかアレルギーとかは気にしてど、まさか寒気という副作用にやられるとは…
5時間で生理食塩水も含め8本投与。
普段そんな頻尿じゃないのに、投与中は やたら尿意が…心電図のコードが繋がっているので、トイレに行くたび、それを外してもらうのがなんだか申し訳なくて… でも、我慢もできないし、結局 投与中に3回もトイレに行ってしまいました。計算したら2Lくらいの液体を身体に入れられてるんだから、しょうがないよね。
アレルギー反応や大きな副作用もなく、1回目の投与は無事終了!!
抗がん剤(パクリタキセル)にはアルコールが含まれているらしく、 投与するとビール1杯分くらいのアルコールを摂取していることになるので運転は控えるようにとのこと。投与後はフラフラした感じになるかもと言われていたけど、それも全くなしでした。
長かったけど、何とか無事に終わって一安心。
次回は抗がん剤だけなので、もう少し楽かな? 楽だといいな~
#抗がん剤治療 #分子標的治療 #THP療法 #パクリタキセル