THP療法 9回目(パクリタキセル)
<スケジュール>
術前化学療法(6カ月)➡ 手術 ➡ 術後薬物療法(9カ月)
HER2型の浸潤性乳管がん(ホルモン受容体 陰性、HER2受容体 陽性)
ただ今、術前化学療法中。。。
■2021年3月~6月 EC療法 終了
[エピルビシン+シクロホスファミド]1回/3週間✕4回
■2021年6月~9月(予定) THP療法 現在治療中
・抗HER2薬[パージェタ、ハーセプチン(トラスツズマブ)]1回/3週間×4回
血液検査&尿検査 クリア!
今回も白血球と赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリットの値は正常値をキープしていました。相変わらず、ASTやγ-GT値が高いですが…薬の影響なので問題ないとのことです。
<血液検査の結果>
●TBIL(総ビリルビン)低い
赤血球中に含まれるヘモグロビンの分解産物で、胆汁に排出される色素。
低い場合は…何なんだろう??
●AST(GOT)高い
肝臓や心臓に障害が起きて細胞が壊れると、これらの酵素が血液の中に流れ出すのです。 AST(GOT)が「高い」場合に考えられる主な病気は、心筋梗塞・急性肝炎などの肝疾患
●γ-GT高い
肝臓や胆道に障害があると血液中の値が上昇して肝臓病発見の手がかりとなります。数値が「高い」場合に考えられる主な病気は、急性肝炎・アルコール性肝機能障害・肝臓がん・脂肪肝・胆道疾患
●CK(CPK)低い
筋肉細胞にもっとも多く含まれている酵素の一種。
CK(CPK)が低下する病気には、甲状腺機能亢進症などが考えられます。また、長い間横になっている状態(長期臥床がしょう)が続くと筋肉量が減り、CK(CPK)が低下することがあります。
投与開始!
THP療法9回目は、抗がん剤 パクリタキセル のみの投与です。
今日は針刺しに3回…ここ最近、1発で成功していたので安心していましたが、刺しにくい血管は健在のようです。腕が内出血だらけになりました。
投与時間は2時間10分。今日は早めに終了!
投与後は本当に副作用(手足のしびれ)もまったくなく、不思議なくらい穏やかです。
副作用について
腫瘍内科の先生と「手足のしびれ」についてお話をしました。
パクリタキセル5,6回目あたりから手足の指先に違和感を覚え、8回目が過ぎた頃から手首・足首から先がジーンとするように。そこから回を重ねるごとに少しずつしびれ度合が増している感じです。痛いとかではなく、自分の感覚としては指が腫れてるのかな??(実際には腫れてないけど…)といった感じです。
こればっかりは、人それぞれ症状の出方も感じ方も違うので、このまま軽めの症状で終わるか、徐々に症状が悪化するのかは分からないそうです。ただ、末端に症状が現れ、腕全体がしびれるということは ほぼないそうなので、それだけは安心しました。
今のところ、指は普通に動くし、日常生活に支障はないです。家事など活動していると気にならない(忘れてる)くらいで、じーっとしてる方がしびれを感じやすいです。対策としては指の運動(グッパー体操)をしたり、自分で指を揉み揉み、血流を良くするようなマッサージをしているくらいです。
日によってしびれ度も違って、温めるのが良いのか冷やすのがよいのかも分かりません…私の場合、シャワーの水流を当てたり、マッサージをしたり刺激を与えた方がしびれが緩和される気がします。
#抗がん剤治療 #分子標的治療 #THP療法 #パクリタキセル